child bubble

大人になっても「まねる」

人は生まれてから、つねに人のまねをして成長する。
幼児期のころは、最も身近にいる親をまねる。

そうして言葉も覚える。

学校に上がると、親以外に先生や友達から影響を受け、学び、成長する。

では大人になったらどうか。
大人になってもそれは同じだと思う。

自分を向上させるなら、子供のときあなたがしていたと同じように、まねをしたらいい。

ただ、大人が子供の時と違うのは、
だれをまねるかを自分の価値観によって選ぶ方がいいということ。

何の分野でもいいが、ここではあなたが山が好きだとしよう。

単に仲間と楽しむことを目的とするのとは違う、
山登りを向上心を持って楽しみたいと思っていて、
好きな山になら時間もお金も率先して使いたいと考えている。

それならば、
経験も、知識も、あらゆる山の力量が、あなたよりずっと優れた人と直接関わって、山を学んでいくのと、
だれからも教えてもらうことなく独学で山の経験を積む。

あなたならどちらを選ぶだろう。

 

5年後、あなたは成長しているか

5年後、あなたはどちらのやり方をすれば、
より充実感の大きな山行ができているだろう。

大きな夢にも可能性を感じるような、
そんなマインドを持てるのはどちらだろう。

後者であっても、
高いモチベーションを自分で保ち続け、
パイオニア的な才能に恵まれ、
しかも常人ならざる努力をすれば、何かを成せるかもしれない。

でも、利己心だけでモチベーションを保つのは難しい。
また、ほとんどの人は努力するよりは、
努力しないでできる方法を知りたがる。

たとえあらゆる力量が優れていなかったとしても、
あなたが向かうべき道を示してくれ、
目標を明確にしてくれるコーチのような人と、身近に関われたらどうだろう。

どちらが、
5年後に成長しているあなたをより鮮明にイメージできるだろうか

5年前を考えてみてほしい。

あなたは何歳だろうか。

その時から、今のあなたはどれだけ成長したか。

子供で言えば小学校1年生が5年生になったと同じ時間を経ている。

生物として成長過程にある子供と同じにはいかないが、
それだけ成長できると同じだけの時間を過ごしていることに変わりはない。

あなたがまねをしたい(あんなふうになりたい)と思える人が、
どんなことを大切にしているのか、
何に関心を持っているのか

直接関わることで、そんなことを身に着けられたらいい。

小学生が卒業するとき、
自分の6年間を振り返って後悔する子がどれだけいるだろうか。
卒業する子のほとんどが、自分の成長プロセスを満足げに思い返すはずだ。

それは確かに成長したことの証だ。

大人になってもそうやってみればいいんじゃないか、

こどものとき、親や先生から身に着けたと同じように。

そうすれば5年後、
いや、3年後だって、
1年後だって、
きっとあなたは今よりも成長している